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咲夜は死んだ。
白い椅子の上に、マフラーで包まれた人形は微笑んでいた。

咲夜の最後の一日とちょっと。
紅魔館の住人は気づかない／気づいてない。
時間を止めることで、その止めた分だけ命を削る。
口内が鉄の味になって、ようやく自身の行為の行く末を知る。

咲夜の唄。
レミリアたちとの時間を過ごすには、人はあまりにもろすぎる時間しか持ち合わせていない。
あの方たちの一瞬が、私の一生。
さて、そろそろ時間がきたので、私は目を閉じることにする———

紅魔館の主と従者の物語を絵本仕立てのブックレット＋CDで表現。

• ページ数・曲数・個数など

  12曲

• 主な作家

  • REi Aer
  • ずた

• 発行イベント名

  • コミックマーケット75

• 試聴用URL

  • http://triangler.net/works/PAER-0003/sound/att03_cross.mp3

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