残響に緋の花が咲く

オリジナル

同人誌 / 全年齢 / 2016年10月08日発行 / サイズ区分:S

550円(税抜:500円)

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Sold Out

詳細情報

 西洋風異世界シリアスファンタジー。


 ※本編の試し読みはこちら→http://privatter.net/p/1846352

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 国境に近い石畳の街・ポゼで小さな花屋《残響庭》を営む少年・デイと身体の弱い師匠。
 九年前に侵略の火から逃れ、ここに居を構えて六年。旅の宿《走れ仔鹿亭》のご主人と歌姫・エメリの親娘や街のひとびとに囲まれてなごやかに過ごしてきた。

 しかし、


「知ってるか? ポゼの領主が変わるとさ」

「まあ、火焔帝の国だからな」



 その心あたたかな日々に不穏な影が落ち、

(どうするのが、最良、なんですかね?)



 胸に秘めていた迷いが膨らみ始める。

 そして、



「さあ、皇帝陛下へポゼの街からの貢ぎ物だ」



 ある日突然現れた脅威に、併走する滅びの記憶。
 暴かれる秘密と迫られる選択。


 さあ、そろそろ仕上げよう。喚き続けて嗄れただみ声はもう聞きあきた。





 ――咲いてはならない花が咲く。

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