万象の鑑 巻之二 ツークツワンク(前編)

オリジナル

同人誌 / 全年齢 / 2018年11月25日発行 / サイズ区分:M

880円(税抜:800円)

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詳細情報

「……は? 俺が人殺し?」

貧民街ノートルヴィルの薬物売買人・ヤニクから齎された不穏な情報。
陸軍元帥ペルグランの邸宅を訪れる男装の情報将校・シュゼット。
ノートルヴィルの実直な警察官・セヴラン。
柔和な微笑みの裏に狡猾さを隠し持つ警察署長・ロカンクール――
百科事典『万象の鑑』の行く手を遮る、数々の思惑。

〈帝国〉陸軍の思わぬ計画により、帝都から遠く離れた極北の地・エアナへ発つこととなったジル・デュプレ。およそ一ヶ月に渡る責任者の不在で、『万象の鑑』の編集は停滞を余儀なくされてしまう。
そこへ襲い来る、さらなる苦難――執筆者の筆頭であるウーヴェが、殺人犯として投獄されたのだ!
このまま無実の罪に甘んじれば、あとには処刑が待ち受けるばかり。仇敵を巡る陰謀が明らかになったとき、ウーヴェは……。

自分にしか成し得ない殺人なら、疑いを晴らせるのもまた自分だけ。
そして物語は大きく動き出す!

◆序盤の試し読みができます
【http://omni.verse.jp/tome02_sample.pdf】

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18世紀フランスで刊行された百科事典『百科全書(ディドロ・ダランベール編)』から着想を得たファンタジー小説、第二巻です。
物語の舞台が少しずつ幅を広げ、隠された内実が明らかになってゆきます。
ノタウィア・マニスの一時代に繰り広げられる革命の顛末を、引き続きお楽しみください。

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